立教 GLAP 🔗 (国際コース選抜)|2027年度対策:過去問から考える出題傾向と課題解決型エッセイ
※出題形式や内容は、前年とまったく異なる場合があります
この記事でわかること
立教大学 GLAP(Global Liberal Arts Program)国際コース選抜では、2025年度・2026年度ともに、社会問題を読み解いたうえで具体的な解決策を英語で提案する問題が出題されています。
2026年度は前年にあったTableがなくなった一方、Question 3は300~350語となり、さらに「現場」と「政策」という2つの立場を組み合わせる高度な課題へと変化しました。
2027年度も同じ形式になるとは限りません。しかし、過去問を比較すると、立教 GLAP 入試が受験者に求めている力はかなり見えてきます。
ここでは、2027年度に向けて、Question 1・2の英文要約と、最重要であるQuestion 3の課題解決型エッセイをどのように対策すべきか、GLAPのリベラルアーツ教育との関係も含めて考えます。
Question 1・2はスピード重視で処理する
2026年度のQuestion 1・2は、それぞれ20~30語で答える短文記述でした。
ここでは、長い説明を書くのではなく、課題文から設問に必要な情報を素早く見つけ、それを短い英文へ凝縮する力が必要です。
本文をすべて読み終えてから問題を見るのではなく、先にQuestion 1・2を確認し、「何を探しながら読むのか」を明確にしておく方法も有効です。
課題文のキーワードや原因と結果の関係を押さえ、必要な情報だけをパラフレーズしてまとめる。Question 1・2には必要以上に時間をかけず、Question 3に十分な時間を残したいところです。
300~350語の提案型エッセイを書き切る
Question 3で重要なのは、社会問題について感想を書くことではありません。
「誰が困っているのか」「なぜ問題が起きているのか」「自分はどの立場から何ができるのか」を整理し、具体的な解決策として提示する必要があります。
そして、提案を書く際には、「何をするか」だけでなく、「それによって何が改善されるのか」までセットで考えることが重要です。
2026年度型であれば、現場でできることと、政治家や行政が制度としてできることを別々に書くだけではなく、両者がどのように連携して機能するのかまで示すことで、エッセイ全体の説得力が高まります。
傍観者ではなく「自分が何をするか」を書く
立教 GLAP の提案型エッセイでは、けっして傍観者にならないことが重要です。
「政府が対応すべきだ」「学校が改善すべきだ」と外から批評するだけではなく、選んだ立場の人物として、自分がその課題にどうコミットするのかを具体的に示してください。
教師なら何ができるのか。学生なら何ができるのか。行政職員ならどの制度を変えられるのか。
社会問題を「他人事」ではなく「自分事」として考え、自ら行動する姿勢を英語で表現することが、GLAPの課題解決型エッセイでは大切になります。
GLAP の「リベラルアーツ」と入試はつながっている
立教 GLAP が掲げる「リベラルアーツ」は、その語源をたどれば「自由人として生きる術」というほどの意味を持ちます。
現代のリベラルアーツでは、Critical Thinking(批判的思考)、狭い専門分野に閉じない幅広い教養、異なる立場の人との対話やコミュニケーションなどが重視されています。
実際の GLAP 入試でも、ひとつの社会問題を経済だけ、教育だけ、政治だけから見るのではなく、複数の角度から考える力が必要です。
既存の考え方をそのまま受け入れず、自分自身で考え、異なる立場を尊重しながら解決策を組み立てる。こうした姿勢は、立教 GLAP が目指すリベラルアーツ教育とも重なります。
日頃から社会問題を「現場」と「制度」で考える
2027年度に向けては、社会問題について英文記事を読むだけで終わらせないことが大切です。
たとえば教育格差を読んだら、教師や支援団体なら何ができるか。そして政府や自治体なら、予算・人員・制度をどう変えられるかを考えてみます。
さらに、「政策が変われば現場はどう変わるのか」「現場の声を制度にどう反映できるのか」まで考えると、複数の立場を結びつける練習になります。
課題発見、現場での行動、制度設計、他者との協働。この一連の思考を日常的に繰り返しておくことが、GLAP入試の実戦的な対策になります。
まとめ
立教 GLAP 2027年度にどのようなテーマや形式が出題されるかは、事前には分かりません。
だからこそ、特定のテーマの模範答案を暗記するのではなく、どのような社会問題が出ても、課題を正確に読み、自分の立場を決め、具体的な解決策を考え、それを説得力のある英語で組み立てられるようにしておくことが重要です。
さらにリベラルアーツを志す受験者として、出題を「他人事」ではなく「自分事」としてとらえ、自分自身で考え、既存の枠にとらわれず、他者と協働して課題解決を目指す意志と力を、エッセイの言葉で示せることがとても重要です。
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