立教 GLAP 入試|90分の制限内でどう解く?時間配分と答案戦略
短答式記述と課題解決型エッセイを、限られた時間で最後まで書き切るための考え方
この記事でわかること
立教大学グローバル・リベラルアーツ・プログラム(GLAP)の国際コース選抜では、英文を読むだけでなく、本文の情報を短くまとめ、社会課題への解決策を英語で提案する力が問われます。
この記事では、2025・2026年度の出題をもとに、90分の筆記試験をどう進めればよいのか、Question 1・2の短答式記述とQuestion 3の英文エッセイ、それぞれの時間配分と答案戦略を整理します。
立教 GLAP の90分は、時間との闘い
近年の立教GLAPでは、英文を読んだあと、Question 1・2の短い英文記述と、Question 3の英文エッセイに答える形式が続いています。
2026年度では、Question 1・2がそれぞれ20〜30語、Question 3が300〜350語でした。Question 3では、異なる二つの立場を組み合わせながら、社会問題への具体的な解決策を示すことが求められています。
90分の中で、読解、短答式2問、エッセイの構想と執筆、見直しまで行う必要があります。
そのため重要なのは、すべての問題に同じ時間をかけないことです。
本文より先に設問を確認する
時間を有効に使うために、まずQuestion 1・2・3に目を通してから本文を読み始める方法がおすすめです。
何を聞かれているのかがわかっていれば、本文の中で探すべき情報も見えやすくなります。
たとえば「民間団体の支援」が問われているなら、その部分を意識して読む。「学校が取るべき対策」が問われているなら、学校の役割や改善策に関わる箇所を探す。
目的を持って読むことで、あとから本文を何度も読み直す時間を減らせます。
Question 1・2は「短く、正確に」
Question 1・2では、必要な情報を短い英文にまとめる力が必要です。
2025年度は20〜40語程度、2026年度は20〜30語という厳しい語数制限でした。
ここで長い前置きや説明は必要ありません。
設問を確認する
→ 本文から必要な情報を拾う
→ 簡潔な英文にする
という流れを意識してください。
Question 1・2で考え込みすぎると、配分の大きいQuestion 3に使える時間が減ります。正確さを保ちながら、スピードも意識する必要があります。
Question 3は、書く前に「戦略」を決める
Question 3では、すぐに英文を書き始めない方が安全です。
2025年度は一つの立場から解決策を提案する形式でしたが、2026年度は二つの異なる立場を組み合わせて論じる形式になりました。
書き始める前に、
「誰の立場から書くのか」
「何を問題として捉えるのか」
「具体的に何をするのか」
を決めておきましょう。
そして、提案を書くときは、「何をするか」と「それによって何が改善するか」をセットにすることが重要です。
たとえば「学校に専門スタッフを増やす」だけではなく、「その結果、教師の負担が減り、生徒に向き合う時間が増える」とつなげます。
2026年度のように複数の立場を使う場合も、別々の意見を並べるのではなく、政策と現場をつなぐことで一つの戦略になります。
立教 GLAP 入試で、90分をどう配分するか
一つの目安として、『鳥本』では2026年度の形式について、次のような配分を示しています。
・読解:20分
・Question 1・2:10分
・Question 3の構想:5分
・Question 3の執筆:50分
・見直し:5分
もちろん、これは絶対的な配分ではありません。問題の難易度や出題形式が変わる可能性もあります。
大切なのは、Question 1・2に必要以上の時間を使わず、Question 3を書く時間を十分に残すことです。
また、最後に見直し時間を残すつもりで進めると、本番で予定より遅れた場合にも時間を調整しやすくなります。
立教 GLAP 入試の時間配分は、本番形式で身につける
時間配分は、数字を覚えるだけでは身につきません。
過去問や模擬問題を使って、実際に90分を計りながら解いてみてください。
その際、
「読解に時間を使いすぎていないか」
「Question 1・2で迷いすぎていないか」
「Question 3の構想に時間がかかりすぎていないか」
「最後まで書き切れたか」
を確認します。
自分がどこで時間を失いやすいのかがわかれば、対策も具体的になります。
まとめ
立教 GLAP 国際コース選抜では、90分の中で、英文読解、短答式記述、そして長い英文エッセイまで完成させる必要があります。
そのためには、
・設問を確認してから本文を読む
・Question 1・2は短く正確に処理する
・Question 3は書く前に構想を決める
・提案とその効果をセットで書く
・Question 3に十分な時間を残す
という意識が重要です。
GLAPで問われているのは、社会問題について英語で感想を書く力ではありません。
問題を読み取り、自分が当事者なら何ができるかを考え、それを具体的な行動として提案する力です。
90分という条件の中でも最後まで形にできるよう、本番形式で練習を積み重ねていきましょう。
立教 GLAP 入試のよくある質問
Q. Question 1・2にはどのくらい時間をかければよいですか?
A. 近年の形式であれば、2問合わせて10分程度を一つの目安にするとよいでしょう。短答式は正確さが必要ですが、長く考え込むとQuestion 3の時間が減ってしまいます。設問を先に確認し、本文から必要な情報を特定して、簡潔にまとめる練習をしておきましょう。
Q. Question 3では、難しい英語表現を使った方が評価されますか?
A. 難しい表現を使うこと自体が目的ではありません。それよりも、立場が明確で、提案に具体性があり、「なぜその方法が有効なのか」が論理的につながっていることが重要です。論理の一貫性、独自性、Critical Thinking、構成の明確さ、表現・文法などを総合的に意識しましょう。
Q. 2027年度も2026年度と同じ形式で出題されますか?
A. 同じ形式になるとは限りません。2025年度から2026年度だけを見ても、Question 3は「一つの立場」から、「二つの立場を組み合わせる」形式へ変化しました。そのため、過去問の形式だけを覚えるのではなく、どのような社会問題が出ても、本文を読み、課題を見つけ、自分なりの解決策を組み立てられる力を身につけておくことが大切です。
がんばってください。
応援しています。
