上智 英語学科の英文和訳: 評価されるための「5つの鉄則」とは
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上智 英語学科の英文和訳: 評価されるための「5つの鉄則」とは

過去問3年分から見える、「正確に読めている」と伝わる訳のつくり方

この記事でわかること

上智大学 外国語学部 英語学科の推薦入試(公募制)では、「英語の諸技術適性検査」の中で英文解釈が出題されます。

英文和訳というと、「難しい単語を知っているか」「きれいな日本語に訳せるか」が重要だと思われがちです。しかし、上智大学 英語学科の過去問を見ると、それだけでは十分ではありません。

大切なのは、英文を文脈の中で正確に読み、その理解を日本語の答案として示すことです。

この記事では、2024~2026年度の出題傾向を踏まえながら、上智大学 英語学科の英文和訳で意識したい基本的な考え方を「5つの鉄則」として整理します。

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上智大学 英語学科の英文解釈は「速読問題」ではない

上智大学 英語学科の「英語の諸技術適性検査(英文解釈)」は、英文和訳と択一式問題から構成され、制限時間は30分です。

近年の題材を見ると、2024年度はパイナップルをめぐる歴史・文化・植民地主義、2025年度は solitude と loneliness を扱う心理学的な文章、2026年度はプラトンの比喩と脳の進化に関する文章が出題されています。

テーマだけを見ても、かなり幅があります。

そのため、特定分野の背景知識を覚えておけば対応できる試験ではありません。むしろ、初めて読む教養的な英文に対して、文章全体の流れをつかみながら、下線部を正確な日本語へ移し替える力が必要になります。

鉄則1|下線部だけを見て訳さない

英文和訳でありがちなのが、下線部を見つけた瞬間に訳し始めることです。

しかし、同じ単語でも前後の文脈によって意味は変わりますし、代名詞が何を指しているのか、筆者が何と何を対比しているのかも、前後を読まなければ判断できません。

上智大学 英語学科の英文解釈では、「その一文だけ訳せるか」ではなく、文章の中でその一文を正しく理解できているかを意識した方がよいでしょう。

鉄則2|英文の論理関係を崩さない

単語の意味がすべて合っていても、文章の論理が変わってしまえば正確な和訳とはいえません。

「しかし」「一方で」「~にもかかわらず」「~だけでなく」といった関係は、筆者が議論を組み立てる重要な手がかりです。

とくに教養系の英文では、単純な事実の羅列ではなく、「一般にはこう考えられているが、実際には違う」といった対比がよく使われます。

細かな接続表現まで含めて、筆者がどのように話を進めているのかを読むことが重要です。

鉄則3|直訳しすぎず、意訳しすぎない

英文和訳で難しいのが、このバランスです。

英語の語順をそのまま日本語に並べれば、不自然な文章になることがあります。一方、日本語として読みやすくしようとしすぎると、原文にない意味を加えてしまうこともあります。

大学入試の和訳で目指したいのは、文学作品のような美しい翻訳ではありません。

原文を正確に理解していることが伝わり、なおかつ日本語として意味が通る答案です。

これは、上智大学 英語学科の英文解釈を考えるうえで、かなり大切なポイントです。

鉄則4|短い語ほど軽視しない

英文を読むとき、どうしても難しい単語に目が向きます。しかし、和訳で意味を大きく変えてしまうのは、必ずしも難語とは限りません。

否定、比較、逆接、追加、推量などを示す短い表現を落とすだけでも、筆者の主張は変わってしまいます。

「難しい単語を訳せたから大丈夫」から進んで、英文に書かれている情報を過不足なく日本語へ移せているかという視点が必要です。

鉄則5|辞書の「一番上の意味」に頼りすぎない

2025年度の過去問では、solitude と loneliness の違いが文章を理解するうえで重要でした。

日本語では、どちらも「孤独」と訳せそうに見えます。しかし、それでは本文で論じられている両者の違いが十分に表れません。

ここで求められるのが「語感」です。

単語帳の日本語訳を一対一で覚えるだけではなく、この文脈では、この英単語がどのような意味合いで使われているのかを考える習慣をつけておきたいところです。

英語学科の対策は、幅広い英文を「丁寧に読む」ことから

2024年度は歴史・文化、2025年度は心理学、2026年度は哲学・脳科学と、上智大学 英語学科の英文解釈では題材が大きく変化しています。

共通しているのは、人間、文化、社会、心理などについて考えさせる、知的・教養的な英文であることです。

そのため、特定ジャンルの長文だけを繰り返すより、さまざまな分野の英文に触れておくことが有効です。そして、ただ速く読むのではなく、「なぜこの訳になるのか」を説明できるところまで丁寧に読む。

英文を読む力と、日本語で表現する力の両方を育てていく必要があります。

まとめ

上智大学 外国語学部 英語学科の推薦入試で出題される英文和訳は、単なる単語力の試験ではありません。

・文章全体の文脈を読む
・論理関係を捉える
・原文から離れすぎない
・重要な情報を落とさない
・文脈に合った日本語を選ぶ

この5点を意識するだけでも、英文和訳への向き合い方はかなり変わってきます。

上智大学 英語学科を目指す人は、「英文の意味はほぼわかる」という段階からもう一歩進んでください。そこから、「自分は正確に読解できている」と、自然な日本語の訳文によって示せる力を磨いていきましょう。

英語学科

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